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インデペンデンスCASO展
気がついたら個人の絵ばかりが氾濫している。
個人の姿だったり、内面だったりだ。
個人主義とかいうけれど、結局自閉してるだけのような気がして妙に憤る。
それなら集団を描くことこそが、内面ばかり向かう世界からの逸脱になるし、一人一人が自意識を持った集団というモチーフこそ、世の中にとって危険な存在じゃないのか?
そんな風に思って作品を描きだした。そして気がついたら裸の男たちばかりだった。髪の毛もない、無垢で丸出しの人間の集団。そこからなにか存在を問うようなものが作りたかった。
2006年7月5日
この作品はインデペンデンスCASO 展に参加した際の展示だ。横11m縦5.8mの壁面に0.8m1.8mの作品を6点配置した。素材は水彩紙にインクで着彩してある。
このCASOでの展示が一連の人間のシリーズのスタートになった。シンプルに壁に配置したのは今のところこれだけだが、そういった意味で壁との関係がシンプルで美しいものになっている。作品はまだまだ素材という感じがしてごつごつと荒削りだが、そこが狙っているところでもあった。余談だがこの配置した上に泥水をぶちまけるというアイデアもあった。 |
評価
この手法は本来A4サイズの小サイズで制作された。それを一度ホワイトスペースの壁に貼って耐えられるか確認するために、このグループ展に参加した。結果はなかなか美しい正攻法の展示になった。その後の展示で一度も壁に貼ったことがないので、今のところ(2008年7月)壁に配置した展示としては最後だ。テーマもモチーフも明快で、やはりコントラストの強い手法に関心が集中した。
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